子供がトーマス好きなら夏休みのお出かけはここで決まり!

最近、子どもがトーマスにはまっているので、トーマスのイベントやっている原鉄道模型博物館に行ってきました。 子どもは大喜びでしたし、博物館を見たあとの散歩も含め大人も十分楽しめました。 小さい子供を連れて遊びに行くにはにはうってつけの場でしたので、おすすめのポイントと注意点をまとめておきます。 原鉄道博物館とは 概要 原鉄道模型博物館は原信太郎氏が制作・所蔵した鉄道模型と鉄道関連のコレクションを展示して、一般公開するために設立されました。 常設の展示物の特徴は2つ。 蒸気機関車から電気機関車へと鉄道が著しい発展を遂げた時代の日本・ヨーロッパ・アメリカを中心とした世界中の鉄道車両のコレクションが見れること 本物の鉄道車両を忠実に再現していること。 精密に作り込まれた街の中を鉄道模型が実際に走行するジオラマは圧巻です。 場所 神奈川県横浜市西区高島一丁目1番2号 横浜三井ビルディング2階 公式サイトのアクセス情報はこちらから http://hara-mrm.com/access/index.html 入館料 大人 1000円 中学・高校生 700円 小人(4歳以上) 500円 3歳以下無料というのはうれしいですよね。 営業時間 10:00~17:00 休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌営業日に振替) 電話 045-640-6699 基本情報は以上です。ここからはおすすめポイントをまとめていきます。 おすすめポイント① 大人も子供も楽しめる エントランスの巨大パーシー 博物館が入っているビルの1Fエントランスでまずは巨大なパーシーが出迎えてくれます。まだ博物館に入る前なのに、子どもはここで既に興奮気味。 写真スポットにもなっています。 プラレールコーナー 家庭で組むのは厳しいレベルの大きなプラレールセットが組み立てられていて、その線路上をプラレールのトーマスが走っています。 プラレールセットとは別に、自由にプラレールやニューブロックで遊べるスペースもあります。靴を脱いで柔らかいマットの上でゆっくり遊べるようになっていて安心です。親も一緒に上がってOKです。 スゴいジオラマ これがメインの展示だと思います。 予想以上に規模が大きなジオラマです。親もテンションが上がりました。特にパパはこういうの好きな人が多いはず。 線路が街の中を抜け、陸橋を越え、山裾をぐるっと一周してさらに隣の山まで伸びていくというかなり壮大な造りです。 よく見ると色々な動物もいます。路地裏の猫、牧場で飼われている馬、町外れの山肌にはヤギまでいて、宝探し感覚で子どもと色々なものを探すという楽しみ方もできます。

東京でランニングショップを探してるならstep本店がおすすめ

たるんだ体を引き締めるために週に一度ジムに行くようになったので、ランニングマシン用のシューズを買いました。 靴はネットで適当に買うのも良くないと思い、ランナー用のグッズが揃っているstep(東京本店)というランニングショップに行って選んだのですが、品揃えや店員さんのアドバイスが良かったのでお店を紹介します。 店の概要 店の概要は下記の通りです。 店名:step 東京本店 場所:東京都文京区本郷1-14-3 店内の様子、外観はこんな感じ。わりと古めかしいです。 東京本店は水道橋駅が最寄りですが、ここが遠い場合は他にも店舗があります。 下記URLから店舗の一覧が見られます。 地方にもありますし、陸上競技に特化した店舗もあります。 ステップ店舗情報 StePグループ各店のご案内 おすすめのポイント ランニング用シューズの品揃えが豊富 シューズの品揃えもランニングや陸上競技用に特化している感じです。 スニーカーの品揃えがいいスポーツショップは他にもたくさんありますが、stepはちゃんと走れるシューズが揃っています。 シューズ以外にもランニング用のウェアや靴下も置いているので、色々欲しくなってしまいます。 店員の方の知識が豊富 全員ではないと思いますが、店員の中には競技としてマラソンを本気でやっているような人もいて、その経験を元にアドバイスしてくれます。 私はジム用の靴を買うだけだったので、そんなに細かく聞くことはなかったのですが、大学で陸上競技をやっているお客さんから競技専用のシューズのおすすめを聞かれて、すぐに答えられていました。 足のサイズ確認も丁寧でした。 同じサイズ表記でもメーカーごとに大きさが違うということでまずは履いてみて、その後立った状態で足先を触りながら、このシューズはぴったりはいたほうがいいからということでサイズを下げるというアドバイスをもらえました。 買ったもの ランニングシューズとランニング用靴下を購入しました。 シューズはナイキ フリー ラン 2018 カラーはサンダーブルー/オブシディアン/ガンスモーク いくつかおすすめしてもらったものの中から選びました。 とにかく軽いというのと、靴全体が柔らかく、よく曲がるのが特徴です。 一番おすすめされたものではなかったのですが、ただ週に1回走るだけなので、デザイン重視で選びました…。 色がけっこう気に入ってます。

歯磨きを嫌がる2歳児にはこのアイテムを使う方法がおすすめ!

子供の歯磨きって大変ですよね。 まず、膝の上までなかなか来ない。来てもじっとしてない。じっとしてても口を開けない。口を開けても開け続けてくれないという…。 風呂上がりから寝かしつけまでの工程の中で1番時間がかかるところだったのですが、あるアイテムを使うことでかなり楽になりましたので、そのアイテムを紹介したいと思います。 昔やってた方法 うちは2歳の男の子ですが、今はまさに元気いっぱい暴れざかりです。 おとなしく寝っ転がって歯磨きをするなんて全然無理です。 歯磨きをスタートしたのは1歳の頃ですが、その頃も全く磨かせてくれませんでした。 でも、虫歯になると困るので、子供向けの歌や新幹線の動画をYouTubeで見せて、夢中になっている隙に仕上げ磨きをしていました。 あまり良くない方法とは思いながらも早く寝かせるために仕方なくやっていた感じです。 小さい子どもに動画やテレビを見せ過ぎること自体そもそも良いことではないですし、 動画が無いと歯磨きをしないというクセがついても困ります。 壁の近くに寝かせて、壁にダブレットを立てかけて見せていたのですが、ずっと首が横に向いていて変な姿勢になるので、それも気になっていました。 すごいアイテムの発見 2歳になる少し前のある日、妻がこれを買ってきたことで歯磨きがかなり楽になりました。 https://products.pigeon.co.jp/item/index-1277.html 最初に買ったのは確かぶどう味だったと思います。 甘いラムネみたいなものですが、口の中で酸が作られるのを防ぐキシリトールが配合されています。 ピジョンの公式サイトにも書かれていますが、歯磨き後に食べさせてもOKです。 support.pigeon.co.jp むしろ歯磨き後に食べさせることで、口内環境を改善する効果があるそうです。 歯磨きしたらごほうびにこれあげるね。と約束すると急におとなしく寝っ転がってくれるようになりました。 たまに集中が切れて、逃げることもありますが、タブレットいらないの~?と聞くと、 食べるっ!と言いながらあわてて戻ってきます。 念のため、継続的に食べさせても問題が無いか、かかりつけの歯科医にも聞いてみましたが、大丈夫とのことでした。 今では歯みがき前にフロスをする余裕も出てきて、フロス→歯みがき→タブレットの順番でやっています。 味のバリエーションを有効活用 上に紹介したのはピジョンの製品ですが、コンビからも同じような製品が出ています。 どちらの製品も飲み込んでも気道をふさぎにくいように、形が配慮されているので安心です。 シュガーレスというところも共通です。商品のレビューなどを読むとキシリトール100%ではないのでちょっと砂糖が入っているのでは?と心配されている方もいるようでしたが、 砂糖は入っていません。 キシリトール以外に含まれいているその他の成分も虫歯の原因となる酸を作り出すものではないとメーカーの公式サイトに書かれています。 子どもを飽きさせないように、フレーバーが色々と用意されているのも両製品の特徴です。けっこう種類が多いのでまとめてみました。 コンビ つみたていちご味 もぎたてオレンジ味 すりおろしりんご味 とれたてぶどう味 たべごろメロン味 フレッシュバナナ味 トロピカルパイン味 ほんのりイチゴミルク味 ほんのりミルクチョコ味 ピジョン ぷるりんぶどう味 なめらかヨーグルト味 とれたていちご味 ふんわりピーチ味 ぷるりんぶどうミックス味 もぎたてりんごミックス味 あらためて並べてみると似たような名前ばっかりですね…。ネーミングの苦労がうかがえます。 うちではドラッグストアに一緒に行った時に子どもに選んでもらい、常に2種類くらいのフレーバーを確保しています。 歯みがき前に今日は何味にする?という聞いて、フレーバーを選ぶとこから一緒に楽しんでいます。 コンビとピジョンの違い コンビ製品とピジョン製品の違いは、含まれている成分です。 甘味料としてキシリトールが使われているのは同じですが、それに加えてコンビのほうにはオボプロンDCという成分が、ピジョンのほうにはフッ素という成分がそれぞれ含まれています。 オボプロンDCは虫歯菌が歯にくっつくのを防ぐ成分で、歯垢ができにくくなるという効果があります。 フッ素は歯をコーティングする効果があるので、歯の表面に汚れがつくのを防いでくれたり、歯を強く丈夫にしてくれます。 どちらも歯を健康に保つのにいい成分です。

一般のビジネスマンがキーボードにお金をかける理由

1日で最も長く使うものは? 身につけるものを除いて、ビジネスマンが一日で最も長い時間使うものはなんでしょうか? かばん?ペン?ノート?PC?スマホ? 私は営業職なので外回りをしている時はかばんに触れている時間が長いのですが、持っているだけで使っているという感覚はあまりありません。 ものを出し入れする時だけ「使っている」という感じなので、実際に使っている時間は短いという印象です。 客先での打ち合わせでもPCでメモを取るのでノート、ペンもほとんど使用しません。 PCのバッテリーが切れたり、万一故障した場合のバックアップのために一応持っているという感じです。 営業マンならスマホはかなり使うだろと思われるかもしれませんが、クライアントとのコミュニケーションはメール、チャットにシフトしていますし、社内で見積もりや提案書を作っている時はほとんど触りません。 携帯がなりっぱなしの営業マンであれば、携帯が最もよく使うツールになるかもしれませんが…。 結論としては、PCとキーボードが1日のうちで最も長く使う道具ということになります。 エンジニアではありませんが、現代の営業マンはPCと向き合っている時間が意外に長いです。 電話ではなくPCを使って社内外の人とコミュニケーションを取ることが多くなっていますし、企画書やプレゼン資料はPC上のアプリケーションで作成するからです。 ぜひ、一度自分が本当に長く使っているものは何かを考えてみてください。 長い時間使うものにお金をかける 前置きが長くなりましたが、長い時間使っているものにお金をかけるということを心がけています。 私の場合はPCとキーボードということになりますが、実際にお金をかけているのはキーボードです。 コーディングを業務とするエンジニアとは違い、一般のビジネスマンでキーボードにお金をかけるという人はあまりいないかもしれません。 そもそも会社から支給されるものを使うのが一般的です。 特にPCに関してはセキュリティを確保する必要があるので、自分で選んだものを使うというのはハードルが高いでしょう。 ディスプレイやデスクチェアーも使用時間が長いのですが、どちらも自分で購入したものを職場に持ち込むというのは難しい会社が多いはずです。 一方、キーボードであれば、特殊なもので無い限りは支給されたもの以外を使うということはある程度許されるはずです。 なので、まずはキーボードをいいものに変えました。 高級キーボードのメリット 派手なメリットはありません。 たった3つの地味なメリットがあります。以下の3つです。 タイピングスピードが若干早くなる タイピングミスが若干減る 手や肩が疲れにくくなる 地味ですがPCで書類を作ったり、メールを打ったりする作業が多いビジネスマンにとってはこの地味なメリットがトータルで考えると大きなメリットになります。 時間との掛け算になって効いてくるからです。 個人的な感想にはなりますが、私はキーボードを変えてから明らかにPC作業の効率が上がっています。 1~3万円くらいの投資になるので高いと思われる方も多いかもしれませんが、同僚との懇親会なんかがあるとすぐに1万円くらい飛んでいくと思うので、それを数回我慢すれば買えるくらいと考えると、そんなにとんでもない金額だとは思いません。 PC作業の時間が一日に数時間がある方であれば数万円以上のメリットを感じられる可能性が高いです。 おすすめのキーボード おすすめのキーボードは下記の4機種です。それぞれの特徴を下記にまとめました。 全て私が実際に使ったことがあるキーボードです。 FILCO Majestouch BLACK 赤軸・フルサイズ・かななし FKBN108MRL/NFB2 メカニカルキーボード フルサイズ(テンキー有)108キー スイッチ部分にElectronics社(旧Cherry社)のMX 赤軸 (linear)を使用しており、軽くスムーズな打鍵感 メカニカルなので多少かちゃかちゃした感じがある 打鍵音がけっこう大きい キーの印字が前面にあり、キートップが摩耗しても印字が消えることがない。見た目もすっきりしている ARCHISS ProgresTouch RETRO TINY 赤軸 メカニカルキーボード コンパクト 70キー スイッチ部分にElectronics社(旧Cherry社)のMX 赤軸 (linear)を使用しており、軽くスムーズな打鍵感 メカニカルなので多少かちゃかちゃした感じがある 打鍵音がけっこう大きい 2色成形キーキャップを使っているため摩耗に強く、キーの印字が消えない 東プレ キーボード REALFORCE108UDK 静電容量無接点方式キーボード フルサイズ(テンキー有)108キー キーの荷重が30gのため打鍵感の軽さが最高クラス 静電容量無接点方式のためかちゃかちゃした感触がなくソフトなキータッチ メカニカルの赤軸と比較すると打鍵音は小さい キーの印字が昇華印刷のため摩耗に強い PFU Happy Hacking Keyboard Professional JP 静電容量無接点方式キーボード コンパクト 68キー キーの荷重は45gで紹介した4機種の中では打鍵感は最も重い 静電容量無接点方式のためかちゃかちゃした感触がなくソフトなキータッチ メカニカルの赤軸と比較すると打鍵音は小さい メカニカルの赤軸と比較すると打鍵音は小さい キーの印字が昇華印刷のため摩耗に強い どれもすばらしいキーボードですが一長一短です。どれか1つ選ぶ場合のざっくりとして判断基準をまとめると下記のような感じです。

全てのビジネス文書はアウトラインプロセッサで処理する

アウトラインプロセッサは究極の仕事ハックツールと言っていいかもしれません。 何か1つだけ仕事のツールを人に勧めるとしたら間違いなくアウトラインプロセッサを紹介します。 文章を使う仕事は全てアウトラインからはじめることで大幅に効率化をはかることができます。 ただ、使いこなすには多少の慣れが必要になります。 アウトラインの考え方や文章の階層構造を理解しておかないといけません。 なぜ小学校くらいでこれを教えないのか疑問です…。 読書感想文で原稿用紙2枚をただ書いてこいというよりアウトラインの考え方を教えたら一生ものなのに…。 それくらい威力のあるツールです。 アウトラインを使ってスピーディーに高品質なアウトプットを量産できるようになりましょう。 ちなみにこの記事もアウトラインプロセッサを使って書いています。 アウトラインとは まずアウトラインとは何かということから説明します。 アウトラインという言葉はモノの輪郭やコトのあらましを意味します。 文章を中心とする情報においてはその内容を階層構造によって表したものをアウトラインと言います。 その階層構造を使って文章を構成していくことを「アウトライン文章術」と呼ぶことにします。 では文章の階層構造とはなんでしょうか 文章の階層構造とは 大きな文章のかたまりの中に中くらいの文章のかたまりがあり、中くらいの文書のかたまりが小さい文章のかたまりに別れてるという構造のことです。 正式には章、節、項と言ったりしますが、難しく考えず大項目、中項目、小項目と考えればいいと思います。 小説でもオフィス文書でもそのような構造になっているものがほとんどです。 例えば下記のような構造のことです。 [https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/detail/review/steve5_h697.jpg] 実例を見たほうがわかりやすいですね。 これは「スティーブ・ジョブズ」という本の目次ですが、内容の大きな区切りとして章があり、その中に小さな区切りとして見出しが複数入っているのがわかると思います。 この**文章構造を意識しながら文章を作っていくのが「アウトライン文章術」**です。 アウトライン文章術はどんなものに応用できるか 文章を使用するものであればほぼ全てに応用できます。 例えば下記のようなものです。 PowerPointを使ったプレゼン資料 クライアント向けの企画書、提案書 社内用の起案書 プロジェクトの構想 打ち合わせ時のメモ 会議の議事録 ブログ記事の下書き TODOの管理 要件定義書 仕様書 説明書・マニュアル かなり利用範囲が広いことがわかっていただけるかと思います。 アウトライン文章術のメリット 文章のストーリーや論理の流れが確認しやすい 階層構造のトップレベルである全体の大きな流れを見ると、現在書いているもののストーリー展開や構成が掴みやすくなります。 現在の状態が把握できると、文章の流れやストーリーの違和感に気づきやすくなります。 大きなところでストーリーがおかしいと、その後の細部を作っていってもうまくいきません。最初の段階で全体の流れを修正できるというのも大きなメリットです。 また、自分にとってストーリが理解しやすいということは、その文章を読む他人にとっても理解しやすい可能性が高いということになります。 文章をブロック(かたまり)単位で考えることができる 大項目、中項目などのブロックの中は1つの閉じた世界になっています。 そのブロックが集まって全体を構成しています。 アウトラインを使っていればそのブロックを入れ替えたり、並び替えることでストーリーを調整し、わかりやすいものにすることができます。 また各ブロックの中だけを見て内容を推敲することができます。 読み手の利便性 アウトラインが整備されていると、どこに何が書いてあるかがはっきりしますので、文章の読み手は必要な箇所だけ読むということができます。 既に知っている情報や自分に関係の無いところなどは読み飛ばせるので短時間で文章を読むことができます。 アウトライン文章術の実践方法 アウトラインを使った文章を作るには下記の2つのアプローチがあります。 大項目から作っていく方法 まず書きたい内容を書き出す方法 それぞれ説明していきます。 大項目から作っていく方法 例えば、何かの問題を解決するための施策の提案書であれば下記のような大項目を設定します。 現状の問題 現状のまとめ 解決ために必要な施策 具体的な施策内容 スケジュール 御見積 各大項目にかかれている情報は必ず1つにします。 情報が2つになった場合には2つの大項目に分割しましょう。

チャット会議のススメ

以前別の記事でも書きましたが会議はかなり入念に準備をして、効率的に進めないとあまり生産的なものになりません。一発勝負のライブ的なものだからです。 ITツールの発達した現代であれば、人の時間を使って一発勝負にかけなくても議論を進めることができます。 今回はその方法を紹介します。 通常の会議のデメリット まず通常の会議のデメリットをまとめておきます。けっこう致命的なデメリットがいくつかあります。 予定が合わないと開催できない これが最大のデメリットかもしれません。 関係者が忙しければ忙しいほど時間を合わせて会議を開催することが難しくなります。 スピードが重要なビジネスにとって、会議での決定が先延ばしになるのは致命的です。 議事録が正確に残らないことがある そもそも小さな会議だと誰も議事録を残していないこともありますし、残していたとしても録音していない限り、正確な議事録を作ることは難しいです。 結果、情報共有や議論の発展など議事録を使った次のアクションがうまく取れないことがあります。 他人の時間を奪う とりあえず関係者を集めることで興味の無い人や発言をしないけど会議室で座ってないといけない人を生み出してしまいます。 その人にはとっては会議の時間が無駄になります。 他人の集中力も奪う 会議が奪うのは会議中の時間だけではありません。 当然ですが、会議に参加する場合は今やっている仕事を中断して会議室に移動しないといけません。 一旦、中断した仕事を再開してもすぐに集中することは難しいです。 何をやってたか思い出すのに多少の時間がかかる場合もありますし、すぐに思い出せたとしてもエンジンがかかるのにどうしても少し時間がかかります。 会議が仕事の間に挟まることによって生産性を下げてしまうのです。 チャット会議のすすめ 上記のデメリットを解消するためにおすすめなのがチャット会議です。 チャット会議とはチャットツールを使って議論を進める会議のことです。 チャットツールの紹介 チャットツールには下記のようなものがあります。それぞれの特徴も簡単にまとめました。 Chatwork 日本製ツール タスク管理ができる Slack 海外製ツール エンジニアにとって便利な機能が多い 外部ツールとの連携機能が豊富 Hangoutチャット Google製ツール Gsuiteを導入している企業であればすぐに使える 機能は絞られており、最低限のものが簡単に使えるようになっている チャット会議のやりかた 上記のツールであればどれでもグループチャット機能が使えます。 グループチャットとは複数人でチャットをする機能です。 幹事がグループチャットに関係者を招待する選択し、招待された人のみで会話をすることができます。 チャットの内容を招待された人のみに見せることもできますし、その他の人に公開することも可能です。 幹事がチャットルームを作成したことを関係者に伝え、チャット内で議論に必要な資料と議論するテーマを投稿すればチャット会議を始めることができます。 チャット会議のいいところ 集まる必要がない チャット上で会議をするので、会議室を取って人を集めるという作業は必要ありません。 オフィスの狭い会社だと会議室が空いていないことも多いので、その作業がなくなるだけでも楽になります。 時間を合わせる必要がない 集まる必要がないということは時間を合わせる必要がありません。 議論の流れを見ながら、自分の時間が確保できた時に自分の意見を発言するという参加の仕方が可能になります。 議事録が自動的に残る チャットであれば誰が何を発言したかが全て完全に記録されているので、記録のための議事録を作る必要がありません。 また、当然ながら記録はリアルタイムに残るので、その記録を見ながら議論を進めることで、論点がずれることなどを避けられ、会議の効率を上げることができます。 議論に途中参加することができる 会議中に○○さんの意見を聞く必要があるという状況になることがありますが、通常の会議だとよほどのことが無い限りは途中で人を連れてくるということはしません。 急遽呼び出すということになったとしても、その人のスケジュールが空いているかどうかはわかりません。 チャット会議であれば、追加でチャットに招待して、時間がある時に○○について意見がほしいと言っておけば大丈夫です。 ###資料を随時共有することができる 会議前に色々と想定して準備はしますが、議論の流れによっては新たに見たいデータや資料が出てくることがあります。 会議中だとすぐに用意できない場合もあり、のちほど共有しますということになり、そこで議論がストップということもありえます。 チャットだとデータを持っている人がチャットにアップロードすれば参加者全員に情報を共有することができます。 通常の会議よりも発言のハードルが低くなる(人による) 通常の会議ですと声が大きい人(いろんな意味で)、しゃべりがうまい人が会議の中心になりがちです。 本来であれば、しゃべりがうまい人よりも知識のある人、アイデアのある人が中心になるべきです。

情報共有、報告、確認 のTips

仕事における効率的な情報共有、報告の仕方をまとめました。改善することで混乱やミスを防ぐだけでなく自身の評価を上げることにもつながります。 なぜ、情報共有、報告が必要化か 人は信用できない 基本的に自分も含め人は信用できません。 脳の記憶力には限界があるからです。記憶していたとしても内容が曖昧な場合もあります。 また、人の意見は変わります。個人の意見が変わらなかったとしても組織の都合で方針が変わることがあります。 誰かの言っている内容が過去と大きく変わってしまったときに、当時は何と言っていたか、当時はどのような方針だったかということが確認できることが重要になります。 そういった記録が共有されていないと、自分の評価の低下やプロジェクトの停滞を招きます。また人間関係にも悪影響があります。 組織もうまくまわらなくなるでしょう。 人の意見やアドバイスは貴重 自分や自分が属するチームのみではプロジェクトを成功に導くことが難しかったり、アウトプットのレベルを上げることができない場合があります。 そういった事態を避けるためには、全く違う視点からの高品質な意見やアドバイスを効率よく集めることが重要になります。 そのために、プロジェクトの初期段階でプロジェクトの主旨や進め方をオープンにして、外部からのコメントを積極的に受け入れる態勢を作りましょう。 自分の業務内容を認知させることは有利に働く 隣の部署は何をやっている部署なのかよくわからない、ちゃんと働いてるか疑わしいみたいな話はビジネスの現場ではよく聞かれます。 特に新規プロジェクトや研究開発、経営企画系の業務の場合はそういうことを言われがちです。 プロジェクトの内容や進捗をオープンにすることで、そういった無用の批判も抑え込むことができます。 仕事に変な邪魔が入らないようにやることやってるというのを示しておくということです。 仕事に集中するためにいい意味で放置しておいてもらいたいですし、成果については適正に評価してもらいたいからです。 仕事はボランティアでやっているわけでなく、そこには報酬が発生しているので、自分がやっていることを正確に伝えて評価してもらう必要があります。 ただし、報告や情報共有は直接的には利益を生まない無駄な時間ですので、最小限に抑えることが重要になります。 方法を工夫することで効率の良い情報共有、報告を実現しましょう。 提出が必要な課題の進捗報告について 提出を求められている仕事、課題がある場合、まずは完成度2、3割の状態までを一気に作ります。 そして、その時点で関係者、上長、責任者にその内容を共有、報告します。作業の方向性が合っているかを確認するためです。 期限の3日前までかかって9割がた作り上げてしまった後で、方向性が全く違うということになると悲劇です。 そうなると取り返しがつかないことが多いですし、もしゼロから短期間でやり直すのであれば相当な労力と時間を必要とします。 支持されたこと、頼まれたことを正確に実現していたとしても支持した側の能力不足で支持内容自体が微妙にズレていることもあります。 支持する側、支持される側、どちらかが間違っていても初期段階で軌道修正ができれば十分期日までには間に合います。 また、トラブルを防ぐだけではなくだけではなく進捗報告の際にアドバイスをもらえることもあるります。 どうせアドバイスをもらうなら初期段階でもらったほうがアウトプットの質が上がる可能性が高くなります。 日常的な上司への報告について 基本は日報システムなどの組織で決まった方法で報告すればOKですが、たまに口頭や立ち話で重要なトピックを伝えると効果的です。 日報システムなどで上がった報告の全てに目を通しているという上司はほとんどいません。大量のメールと会議で忙しいからです。 逆に口頭で伝えた事柄は印象、記憶に残りやすいので、これだけは確実に耳に入れておきたいという情報は直接伝えましょう。 繰り返しになりますが、管理職の人は(ムダに)忙しいので、トピックは厳選して簡潔に短い時間で伝えることが重要です。 上司が同行する取引先とのアポイントメントの移動中やエレベータでたまたま居合わせたときなどがチャンスです。 余裕があれば報告の際に軽くフィードバックも求めましょう。 日報システムで報告を上げてフィードバックを待っていても来ません。積極的にフィードバックしてくれる上司もいるがレアケースです。 特に昨今、やめられたら困るとかパワハラになるからとかで、改善をもとめたり、注意をしにくくなっているという側面もあります。 自分から積極的にもらいにいく必要があります。 悪い話、ミス、トラブルなどは特別扱いですが。なるべく早く、真っ先に上司に伝えるようにしましょう。勇気がいることですが、絶対に必要です。 口頭で確認した内容のアフターフォローについて 仕事において立ち話で確認すること、電話で依頼を受けることなどは日常茶飯事です。 口頭でのやり取りしたことなので、言った方も言われたほうも細かい内容を忘れることが多いです。 後で言った、言わないというトラブルが起こるのを避けるために文章として残る形で再確認するようにしましょう。 遅くとも24時間以内、できれば話をした直後に再確認します。 こういうことでいいんですよね?という内容のメールや簡単な文書ファイルを共有する方法でOKです。 スケジュールや案件の進め方が当初決めていたものと変更になるというときなどは特に重要です。 自分が作業をする側でも作業を依頼した側でも作業が終わってから間違っていたことが発覚するとムダが発生しますし、トラブルになりがちです。 必ず変更内容、依頼内容の記録を残すようにします。 プロジェクトの進捗共有について プロジェクトの進捗共有についてはチーム会や部会などでスライドなどを使いながら、口頭で説明することが多いと思いますが、その方法はあまり効率的ではありません。 参加できない人もいますし、口頭で説明したことは忘れられるからです。 スライドを資料として共有すれば解決すると思われるかもしれませんが、実はスライド形式の資料は口頭で説明したことが全て含まれているわけではないので、後で読み返すための資料としては不完全です。 説明会を開いて説明するよりも懇切丁寧に書いた資料を誰でもいつでも読める形で共有するようにしましょう。 そして、その資料は随時更新していくことで、リアルタイムに情報を共有することができます。 更新を考えるとローカルファイルの共有ではなくwikiやクラウドストレージツールを積極的に利用します。 情報をオープンにすると意見やアイデアが集まりやすというメリットもあります。 ただ、批判も集まりやすくなります。 ただプロジェクトがかなり進んだ段階で根本的な部分について批判が出るよりは全然ましです。 そういうことを実現したいならもっといい方法があるとか、別の人が同じことを既にやっていて知見があるといった情報はなるべく早い段階で入手するほうが得策です。 まとめ 1人で完結する仕事はそう多くありません。 チームとして、組織として成果を最大化するためには効率的な情報共有が最も重要になります。 プロジェクトに合った情報共有の方法を常に模索するようにしましょう。

資料、ノートの整理術

ノート、メモはアイデアの源泉となり、新たなプロダクトやサービスを生み出すため、もしくはプロジェクトを成功に導くために必須のものになります。 できるだけ手間をかけずに情報を整理するための方法を確立し、その情報を有効活用することを心がけましょう。 ツールについて 情報を記録するのは紙のメモやノートでもいいのですが、できればEvernoteなどのデジタルツールをおすすめします。 検索性を上げるためです。 ほとんどの場合、ノートを見返すのは少し時間が経って、記憶が薄れてからです。その時にはどこに何を書いたか忘れている可能性が高いので、検索して目的の情報にたどり着けるようにしておくことが重要です。 紙のノートだとそれが実現できません。 時間を書いたり、インデックスをつけたりすることで多少検索性を上げることはできますが、キーワードを入力するだけで、ダイレクトにその内容が書かれている部分に飛べるデジタルツールにはかないません。 場所を取らずに過去の情報を蓄積するのも紙だと難しいです。情報量が増えてくると紙媒体はどうしてもかさばってしまいます。 記述量、記述スピードもタイピングに慣れればPCのほうが断然早いです。 PCだと概念図のようなものがさっとかけないというデメリットはありますが、ipadや2in1PCであればそのような図も手書きで書くことができます。 個人的にはメモを取りながらどうしても図が必要と感じたことはありませんが…。 ちなみに自分はDynalistというアウトラインエディタをメモ、ノート代わりに使っています。 どうしてもノートがいいという場合、スキャンして保存するのに適したものを使うほうがベターです。 ショットノートなど、アプリなどと連携して使えるメモやノートがたくさん販売されています。そういったものを上手く活用しましょう。※ここに外部リンクを入れる。 スキャンしてデジタルファイルにすることで保管性が上がりますし、保存時のファイル名の付け方(内容+日付)を工夫することで検索性もある程度確保できます。 メモを取る前に… 本来、会議や打ち合わせは議論やヒアリングに集中すべきなので、許されるのであれば録音してしまうというのも一つの手です。 そもそも、メモを見返すのは意外と効率が悪いです。 話をしながら完全な記録を作るのは難しいので、不完全な記述に対して、どういう意図で書いたか考えたり、記憶が呼び起こしたりしなくてはならないからです。 録音したとしても聞き直すにはかなりの手間がかかります。 なので、打ち合わせや取材が終わってからできるだけ早く必要な作業を開始するようにしましょう。 そうすれば重要なことはある程度覚えているのでメモにあまり頼らなくてもよくなります。 ツールや管理方法に凝るのは楽しかったりするので、それ自体が目的になってしまうこおがあります。趣味であればいいですが、ビジネス的にはあまり意味のないことなので、メモをとることやその整理にあまり手間をかけすぎないようにしましょう。 ノートの使い方 **情報は必ず一箇所にまとめましょう。**これが大原則です。 これさえ守れば後のことは適当でもいいくらいです。 紙でもデジタルでも同じです。 共通して書くことですが、下記のものはあったほうがいいです。 日付 おおまかな内容(〇〇に関する打ち合わせ、〇〇の取材など) 相手の法人名と主要な個人名 誰と話したかはというのは意外と重要です。あとあと、話した日付より重要になることもあるのでなるべく書くようにしましょう。 デジタルツールの場合はアプリの中で擬似的に複数のノートを持つことができる場合が多いが、**「INBOXノート」**を1つ作ることをおすすめします。 「INBOXノート」とは一旦全ての情報をそこに放り込んでおくためのノートです。 前から決まっている取材などであれば、あらかじめ分類された状態でメモを取り始めることが可能ですが、自分用の細かいメモや電話で話した内容の記録などは分類を決めてから書き込むことが難しいです。 一旦、INBOXノートに書いておき、後で整理するようにします。 INBOXの整理は手が空いたタイミングでいいのですが、打ち合わせ中に自分が処理しなくてはならないタスクが発生した場合は、メモを取ったあとすぐにそのタスクをTODOリストに書き写すようにします。 書き写したタスクは二重線などで消す、マークをつけるなどTODOリストに反映済みということがわかるようにしておきましょう。 資料の整理方法 最良の整理方法は捨てることです。 紙の資料は割り切ってとにかく捨てましょう。 資料がデスクが大量に積み重なっていても致命的な問題はないのですが、デスク周りはきれいなほうが仕事の能率は上がります。 整理してもいいのですが、整理するためにはかなりの手間と時間がかかることを意識しておきましょう。 ほとんど資料は見返しません。 たまに必要な書類を捨ててしまうこともあるが、使うかもという感じでそれを気にし始めると全く捨てられなくなります。 そうなるケースは数パーセントです。そのためにその他の書類を全て取っておくのは効率的ではありません。 繰り返しになるがとにかく割り切りましょう。 最重要の書類のみ残せばOKです。 クライアントから紙ベースでもらった資料(再度もらうのは失礼) 契約書類 などです。 デジタルファイルについてはPCのハードディスクに十分な空きがあれば無理に削除する必要はありません。 削除したり捨てた資料のほとんどはまた手に入ります。 そういう資料は一旦捨てて、その情報がどこで手に入るかだけを記録しておけばOK 例えばWeb上の資料であればそのページをBookmarkしておきます。書籍であればタイトルとページ数を書き留めておきます。 どうしても置いておきたい紙の資料はスキャンして保存します。 スキャンして保存する場合の注意点は下記の通りです。 1箇所に集約する あるものはクラウドストレージに、あるものはUSBメモリにという状況は避ける 検索しやすいようにする ファイル名を正しく設定する スキャンするものを厳選する スキャンするにも手間と時間がかかるので まとめ 資料やメモを効率的に扱うことで生産性は大きく上がります。

企画書をいきなりパワーポイントで作りはじめない

仕事だといろんなシーンで企画書や報告書を作る機会があります。 複数の人に対してプレゼンテーションや発表を行う場合はパワーポイント形式で資料をまとめることが多いですが、作り方によって内容の伝わりやすが大きく変わります。 今回はそれをどのように作るのが良いか考えます。 そもそも、なんでもスライド形式で作るのを避ける 実はスライド形式のものは資料としてはあまり優れていません。パワーポイントは情報が削られるからです。 周辺情報をなるべく省略して、注目してほしいポイントだけに絞って資料を構成するので、プレゼンテーションを聞きながらであれば内容を理解することできますが、何も聞いていなかった人が後でスライドだけを読んでも内容を十分に理解することができません。 後に残す資料やプレゼンテーションを聞いていない人にも共有資料などはWord等、通常の文書で作るほうが適していることもありますので、使い分けましょう。 ※ここを外部リンクにする amazonなどの企業ではPowerPoint禁止例も出ているようです。 スクリーンなどに投影して話すことが必須でなければ、文書形式でまとめて印刷したものを配布してプレゼンテーション(説明)するという方法も有効です。 まずはテキストベースでアウトラインを決める 話が少し逸れましたが、あらためて本題のスライドの作り方を説明していきます。 まずはPowerPointを立ち上げてという人も多いと思いますが、最初に開くのはテキストエディタです。 テキストエディタを使ってスライドのアウトラインを検討します。 PowerPointにもアウトライン機能がありますが、テキストのほうが動作が軽いので編集が早く簡単にできます。 修正や並び替えも高速です。 スライドの見出しを並べて書いた時に、その他の余分な情報が画面に多数あるアプリケーションよりも全体を把握しやすいというメリットもあります。 具体的な作業としてはまず、スライドタイトルを並べていきます 例えば、下記のような感じです。 実施する施策の概要 背景 施策のメリット、デメリット 想定スケジュール 料金 この作業が終わった時点で企画書作りの5割は終わっています。 各スライドの内容を決める テキストベースで各スライドの内容を決めていきます。 この段階でもまだテキストエディタを使います。PowerPointは起動しません。 図、写真、グラフもまだ作りません。 スライドの内容に図が必要というであれば、一旦、「○○な図を入れる」、「△△の数値をまとめた表を入れる」とう感じで書いておきましょう。 図や表の内容を作り始めると見た目にこだわりはじめて、それに時間が取られがちです。 時間をかけて作った挙げ句に、全体の話の流れが変わったので別の図を使うということもままあります。 まだPowerPointは起動していませんが、ここまでくれば資料作成作業の8割が完了したことになります。 必要なグラフ、図を作成する 図を作成ならPowerPointの出番だなと思われたかもしれませんが、なんと、まだです。 スライドの内容を決めるときに保留にしていた、図やグラフの作成をこの段階で始めるのですが、グラフや図の作成は別のアプリをつかったほうがいいことが多いのでPowerPointはまだ開きません。 図解イラストであればinkscapeなどのドロー系のアプリやIllustratorを使って作成するほうがきれいなものが作れます。 グラフであればEXCELやR、pythonなどを使って作ります。 ただ、丸や矢印を書くだけということであれば、わざわざ別のアプリを立ち上げるよりもPowerPointで作ったほうが早いのでそうしましょう。 スライドマスタを活用して内容をスライドに入れ込む ここでようやくPowerPointを起動します。 テキストベースで決めたタイトルと内容、作成した図やイラストを各スライドに入れこんでいきます。 ここで注意するのが1枚1枚のスライドのレイアウトを調整するのに時間をかけないという点です。 プレゼンテーションにおいてわかりやすいデザインにすることは重要なので、各スライドの見た目をよくするためにかなり時間を使っている方は多いと思いますが、その時間を短縮することで早く仕事を終えることができます。 短縮するためにはスライドマスタを活用します。 スライドマスタを活用すれば見た目を整える必要はほとんどありません。 あらかじめ用意しているレイアウトにテキストやレイアウトをはめ込んでいくだけで、綺麗なスライドを作ることができます。時間にして1時間ほど、長くても2時間を目安にしましょう。 レイアウトを直接はいじらないようにして、調整に必要があればスライドマスタのレイアウトを変更します。 スライドマスタについて 自分が用意しているスライドマスタは50通りくらいです。 全部は紹介できませんが、下記のようなものを使っています。 タイトル関連 タイトルスライド タイトルスライド(サブタイトル有り) タイトルスライド(タイトル上にサブタイトル) タイトルスライド(タイトル上にサブタイトル & ロゴ有り) 左寄せタイトルスライド 左寄せタイトルスライド(サブタイトル有り) 左寄せタイトルスライド(サブタイトル有り) タイトルのみスライド セクションブレイク 内容関連 センタリングされた1行テキスト センタリングされた1行テキスト(補足付き) 箇条書き(5個) 箇条書き(6個) 見出し+箇条書き(2個) 見出し+箇条書き(3個) 画像+箇条書き(2個) 画像+箇条書き(3個) 50通りあると大体のパターンに対応できます。

会議は準備が8割

まずはじめに、会議の8割は無駄です。まずは会議を減らすことを考えましょう。 しかし、どうしても必要な会議はあります。その会議を効率的で生産的なものにするために何が必要かを考えます。 会議は報告する場ではない 部会、チーム会などではプロジェクトの進捗や先週の成果などを報告させたりする時間がありますが、それは先に済ませておいたほうがいいです。 事前に文書などが配布されていれば、その情報を共有する作業は、わざわざ集まらなくても個人個人でできる作業だからです。 部会の頻度は大体の会社で週に1回、月に1回というところだと思いますが、そのタイミングで報告すると情報の鮮度も低くなります。 ITツールの活用によってリアルタイムに状況や進捗、成果などは共有されるべきです。 報告が週間、月間というのは今の時代に合いません。 報告を口頭でするというのも効率が悪いです。報告者がまとめたものを読むほうが情報のインプット速度が早くなります。 また、文章であれば情報の取捨選択も可能です。口頭の報告だと、不要な情報や既に知っている報告内容などもとりあえず全部聞くしかありません。効率が悪いですよね…。 大げさなITツールは必要ありません。wikiや簡単なWebサイトを作るだけであれば無料のツールも豊富にあります。そういったものを積極的に活用しましょう。 Googleサイトや無料のwiki、Qiitaなどがおすすめです。 それも難しい場合はWord文書の共有でもかまいません。とにかく事前に共有するということが重要です。 そして共有された情報をもとに何かを決めるために関係者が集まるのが会議なので、 決めることがないのであれば会議は不要です。 例えば、問題が発生しているのであれば解決する方法を探る。新しいアイデアを詰めたいのであればそれについて議論をし、具体化する方策を検討する。そういうことをする場であるべきです。 参加者の選定は重要 まず参加人数をできるだけ少なくしましょう。 関係者全員をとりあえず呼ぶというのは最悪です。人数を多いと大半の人が発言しないという状況になり、会議がだらけたものになります。 また、的確な議論ができない人が混ざっていると論点がズレたりして、その軌道修正に時間が取られます。 下記のような人をなるべく厳選して集めるようにしましょう。 議論するテーマに対する知識が豊富 柔軟にアイデアを出すことができる アイデアに対してネガテイブな要素、ポジテイブな要素を挙げて議論ができる また、決定権がある人を必ず入れましょう。 前項でも書きましたが、会議は何かを決める場です。決定権がない人だけで話あっても意味がありません。 議論した内容を後で決定権のある人のところに持っていくという方法でもいいですが、議論の過程も含めて、聞いてもらったほうが効率的です。 そして、できればその場で結論を出してもらいましょう。 古い体質の組織だと会議に呼ばれなかった人が「自分は聞いていない」と文句を言い出す ことがままありますが、会議後に議論のプロセスと結論を文書にして共有することでその問題を回避できます。 文書を見て、会議に参加してない人が重要な意見やアイデアが出してくれるようであれば、その内容も踏まえて再検討すればOKです。 時間は長くて1時間 それ以上やっても新しい展開はありません。 1時間以上かかっている場合は大抵、論点がブレているか、議論が堂々巡りしている かのどちらかです。 論点を無駄に発散させるような人はメンバーに入れないのが理想的ですが、そうなってしまった場合は、一旦誰かが論点を整理しましょう。 議論が堂々巡りしている場合は、新しい情報がないと議論が進まない可能性が高いので、効率的ではありませんが、一旦各自が宿題として持ち帰るしかありません。 それを避けるためには議論の材料になるものはできる限り全てまとめておくことが必要になります。 宿題として持ち帰る場合も、期限を切るようにしましょう。あらためて集まるのはいつにするか、各々の結論を出すのはいつにするかをその場で決めます。 会議の進め方 何を決める会議なのかということを最初にはっきりさせ、参加者全員でそれを共有します。 議論の材料になる事実ベースの情報は参加者に事前に読んでおいてもらいましょう、その場で口頭で説明するのは避けます。それだけでかなり時間がかかってしまうからです。 忙しい人で読む時間がとれない場合は会議の冒頭に読む時間、議題についての検討する時間をとります。 会議室に集まっているのに無言の時間が発生することになって、若干変な感じですが、そうしたほうが口頭で説明するよりも確実に効率が上がります。 聞くよりも読むほうが圧倒的に早いし、話を聞きながら自分の考えをまとめるのは難しいからです。 情報がインプットされた状態になったら、質問を受け付けますが、できるだけ質問が出ないような資料を作ることを心がけます。 疑問点がクリアになったら、それぞれの意見とその理由を発言してもらいます。あとは普通に議論すればOKです。 意見やアイデアの議事録はリアルタイムでとってそれをリアルタイムで共有します。文書を共同編集作業ができるツールを使えば簡単に実現できます。 そういったツールを使うことが難しい環境であれば、ホワイトボードを使ってもいいです。 いずれにしても発言内容や決定事項を参加者が見ながら議論を進められるようにします。 そうすることで、同じ質問が出たり、論点がズレるのを防ぐことができます。 資料の作り方 上記のような会議の進め方をするには会議の主催者の資料作成能力がかなり重要になります。 報告者の思考の流れとそう考える根拠になった情報、データが資料を読めば全てわかるように作らないといけません。 参加者によって知識に差があるので(例えば現場の人間と管理職の知識には差がある)、 全ての参加者の前提知識を想定し、各々が資料を読めばわかるように作ります。 また、自分が組み立てたストーリーに必要のないデータであっても会議の場での議論に必要になりそうな補足データも網羅しておきます。 議事録は必ず作る 進め方のところで説明したリアルタイムの議事録を会議後にまとめなおします。 議事録を作る理由は2つあります。 1つ目は会議に参加していないメンバーに決定内容と議論のプロセスを共有するためです。 会議に何十人も参加するのは不可能だし、人数が増えるのは避けるべきなので参加メンバー以外に情報を共有することが重要になります。 参加者以外に情報を共有することで、良い意見やアドバイスが出ることもあります。 2つ目は後で見返して、その時なぜそういう結論になったかを再確認するため。 決定内容ついて後で疑問が出てきたり、軌道修正が必要になるということはよくあるのですが、時間がたてば議論の内容や決定の理由は忘れられたり、覚えていても不正確になります。 その時に議論の内容を振り返る資料が必要になります。 また、過去の議事録の内容を踏み台にして、新たなテーマで議論をすることもありますし、1回の会議で決定が出ず、継続協議にとなった場合も議事録が重要になってきます。 また、議事録は会議に参加した者のみがファイルを持っているという状態は避けて、必要な関係者がいつでも閲覧、検索できるようにしておきましょう。