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子ども用クロックスの各モデルの違いを解説。クラシック、バヤ、クロックバンドなど11種を比較

日本でも完全に定着したクロックス。現在は種類がとても増えているので「どれを買えばいいのか悩む」「違いがわからない」という声もよく聞きます。

この記事では子ども用のクロックスの種類とそれぞれの違いについて詳しく説明します。

デザインだけではなく機能面にもけっこう差があるので、こちらの情報を参考に目的に合ったものを見つけてください。

子ども用のクロックスは大きく分けると6種類

子ども用のクロックスは大きく分けると6種類あります。

  • クロッグ
  • サンダル
  • スニーカー
  • レインブーツ
  • ファー&ライナー
  • フラット

「ファー&ライナー」「フラット」は買う人があまり多くないのでこの記事では説明を省略します。

それ以外の4種類「クロッグ」「サンダル」「スニーカー」「レインブーツ」について詳しく解説していきます。

「クロッグ」以外は解説するほどのこともないのですが「スニーカー」タイプのライトライド ペイサー キッズが隠れた名品だったりするので、そのへんも含めて説明できればと思います。

クロッグ

一番売れていてよく見かけるので、クロックスと聞いて思い浮かべるのはこのクロッグシリーズの形だと思います。

人気があって様々なモデルが作られているので違いがわかりにくく、どれを買えばいいか悩んでしまうことが多いのもクロッグ。

メジャーなモデルだけでも下記のとおり8種類もあります。

  • クラシック クロッグ キッズ
  • バヤ クロッグ キッズ
  • クロックバンド クロッグ キッズ
  • クラシック オール テレイン クロッグ キッズ
  • バヤバンド クロッグ キッズ
  • ライトライド クロッグ キッズ
  • エレクトロ キッズ クロッグ
  • クラシック ラインド クロッグ キッズ

それぞれのモデルの違いがわかるように1つずつ特徴を紹介していきます。

クラシック クロッグ キッズ

特徴
  • 通気性と水はけがいい
  • クロッグの中で最軽量

一番スタンダードなモデルです。初期はケイマンという名前で売られていました。

水場や海辺で使うのあればこれを選びましょう

つま先部分にたくさん通気孔があり、通気性と水はけが非常にいいからです。

また67gとクロッグの中では最軽量なのでとにかく軽いのがいいという人にもおすすめです。

バヤ クロッグ キッズ

特徴
  • 雨やほこりが入りにくい
  • 軽量

サイドについたクロックスのロゴ部分が通気口になったデザインが特徴のモデル。

また、上部はクラシックのなだらかなのデザインとは違い、縦にラインが入ったようなデザインになっています。

機能面で言うと、つま先に通気孔がないので雨やほこりが入りにくくなっています。その代わり通気性や水はけはクラシックよりも悪くなります。

クラシックには負けますが70gと軽量です。

クロックバンド クロッグ キッズ

特徴
  • 雨やほこりが入りにくい
  • ファッション性が高い

バヤ、クラシックは基本的にカラーが1色のみでしたが、クロックバンドは2色のカラーを組み合わせたデザインになっていてファッション性が上がっています

普通の服に合わせたり、街歩きしたりするのであれば一番使いやすいモデルだと個人的には思っています。機能と見た目のバランスがとてもいいです。

周りには全く穴が空いていないのでバヤと同じでほこりや雨が入りにくい仕様になっています。

通気性や水はけは良くないのでビーチや海ではやや使いにくいかもしれません

クロックバンドは他にもデザイン違いでいくつパターンがあります。

ミッキーのデザインのものや、

下部がストライプ状になっていてスポーティな「バーシティ」などです。

クラシック オール テレイン クロッグ キッズ

特徴
  • 通気性と水はけがいい
  • バンドのサイズが調整できる
  • 靴族に滑り止めがついている

かかと部分のストラップの長さが調整可能になっているのが他のモデルにはない特徴。

また、靴底には頑丈なアウトソールと滑り止め効果のあるラグソールが使われています。

しっかりと固定してはけるし、滑りにくいので普段使いはもちろんのこと、アウトドアシーンでも使えます

つま先部分には通気孔がありませんが、両サイドに2つずつついているので通気性や水はけも良好です。

バヤバンド クロッグ キッズ

特徴
  • 雨やほこりが入りにくい
  • ファッション性が高い

名前のとおり、バヤとクロックバンドを融合したモデルです。

上側のデザインがバヤ、下側がクロックバンドのデザインになっています。

クロックバンドの下側のデザインが人気なのでそれは残しつつ、上側のデザインはバヤのほうが好みという人のために作った感じでしょうか…。

機能的な面ではクロックバンドと特に違いはありません

ライトライド クロッグ キッズ

特徴
  • スポーティなデザイン
  • 雨やほこりが入りにくい
  • クッション性が高い

スニーカーのようなスリムでスポーティなデザインが特徴です。

フットベッド(足の裏があたる部分)に新素材の「ライトライド」が使用されています。

ライトライドは非常に柔らかく弾力性が高いので履き心地が良く、クッション性が上がっています

エレクトロ キッズ クロッグ

特徴
  • ツートンカラーのデザイン
  • 通気性と水はけがいい

2トーンカラーのデザインになっているのが特徴です。

つま先周辺に通気孔が6ヶ所あるので機能性としてはクラシックと似ていて、水はけと通気性が良いモデルになります。

水場などで使う場合や、涼しさを重視する方におすすめです。

クラシック ラインド クロッグ キッズ

特徴
  • 温かい
  • 雨やほこりが入りにくい

ふわふわしたフリースのようなライニング(裏地)がほどこされたクロッグです。

クロックスといえば夏用のサンダルというイメージがありますが、このモデルは温かいので秋冬も使えます

ただし、ファーはとりはずせないので要注意です。暑さを我慢すれば夏でも使えますが布の部分があるので海などの水場などでは使わないほうがいいでしょう。

クロッグについてのまとめ

他にもディズニーやピクサーのキャラクターとコラボした限定品や、派手な模様やカラーリングがほどこされているものなどがありますが、基本の形はこの8種類をおさえておけばOKです。

厳密に計測した結果ではありませんが通気性・水はけがいい順にランキングすると

  1. クラシック
  2. エレクトロ
  3. クラシックオールテレイン
  4. バヤ
  5. クロックバンド
  6. バヤバンド
  7. ライトライド
  8. クラシック ラインド

という感じです。

雨やほこりの入りにくさを重視するのであればこのランキングが完全に逆転します。

サンダル

下記の2モデルがあります。

  • クロックバンド 2.0 サンダル PS
  • バヤバンド サンダル キッズ

ただ、「バヤバンド サンダル キッズ」は現在、入手しにくい状態になっています。もしかしたらもう生産していない可能性もあるのでこの記事では「クロックバンド 2.0 サンダル PS」のみを紹介します。

クロックバンド 2.0 サンダル PS

特徴
  • 通気性と水はけがとてもいい
  • 上部にバンドがあるのでしっかり固定できる
  • バンドはマジックテープになっているので着脱が簡単

上部が大きく開いた構造になっているのでクロッグよりもさらに通気性や水はけが良いのが特徴。水遊びや海で使うのに最適です。

上部にバンドがあるためクロッグよりもしっかり固定できます。また、バンドはマジックテープになっているので着脱も簡単

つま先部分は完全にあいていますが、つま先の前部分が少し高くなっているのでつまづいたりしても爪や指先が直接地面にすれないようになっています。

スニーカー

クロックスと同じ素材で作られたスニーカーです。もはやサンダルではありません。

子ども用でスニーカータイプのクロックスは「ライトライド ペイサー キッズ」の1種類しかありません。

ライトライド ペイサー キッズ

特徴
  • 裸足ではけるスニーカー
  • フィット感がいい

一般的なスニーカーを素足ではくと布がはりつくような不快感を感じることがありますが、このモデルは足が当たる部分がほぼ全てクロックスの素材になっているので裸足で履いても快適です。

逆に靴下をはいた状態だと靴下が摩擦でひっかかってうまくはけないことが多いので要注意です。

足全体が覆われているので、他のクロックスと比べるとフィット感や安全性が高いのも特徴。一般的なスニーカと比べると通気性もとてもいいです。

公式サイトや口コミでも軽いのがいいと書かれていますが、ランニング用などのスニーカーと比べてそこまで軽いというわけではなく、それなりの重さがあります。

レインブーツ

クロックスと同じ素材で作られた長靴です。

以前は「ハンドル イット レイン ブーツ キッズ」というモデルがありましたが、現在は「クロックバンド レイン ブーツ キッズ」という新しいモデルに代わっています。

クロックバンド レイン ブーツ キッズ

特徴
  • 雨の日用

フィット感のある作りになっているので脱げにくくていいという評価がある一方で、履く時に少しひっかかるという口コミも多いです。

夜道でも目立つようにかかとのところに反射板がついています

また、子どもでも持ちやすいように側面に穴が開けられています。この穴から雨や水が入ってくることがあるので一長一短という感じではありますが…。

まとめ

子ども用クロックスの特徴や違いについてまとめました。

機能性を重視して選ぶのであれば通気性・水はけの良さを基準にするのがおすすめです。

通気性、水はけがいいクロッグのランキング
  1. クラシック
  2. エレクトロ
  3. クラシックオールテレイン
  4. バヤ
  5. クロックバンド
  6. バヤバンド
  7. ライトライド
  8. クラシック ラインド

海などで使うサンダル的なものがほしい場合はランキングを上位のものを選び、街歩きなど普段使い用にするのであればランキングが下のものから選びましょう。

ランキング8位のクラシック ラインドは秋冬用なので要注意です。夏に履くと暑いと思います。

機能だけではなくデザインも重要ですし、脱げにくいように固定できるようなモデルもあるので用途にあったものを探してみてください。