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Twitterを情報収集ツールとして使う方法の総まとめ | インストールから設定まで

Twitterはリアルタイムの情報を集めるツールとしてとても便利なので、情報収集ツールとして使う方法をまとめました。

情報収集に特化したインストール方法、設定方法、使い方を説明しますので、発信ツールとしての使い方、友達とのコミュニケーションツールとしての使い方は全て省略しています。

なぜTwitterを情報収集ツールとして使うか

まず、Twitterを情報収集ツールとして使うメリットについてまとめておきます。

大前提としてメインの情報収集ツールではなく、あくまで補助ツールとして使います。

ツイートは短い文章なので得られる情報は細切れですし、正確さもバラバラなので、メインの情報源にするには力不足だからです。

しっかりと情報を集めたい場合は書籍や信頼性の高いメディアを使ったほうが効率が上がります。

TwitterはTwitterでしか得ることができない情報を集めるために使います。下記の4つです。

  • リアルタイムの情報
  • 限られた人しか体験できなかった情報
  • しがらみのない個人の意見
  • 小さな情報、キーワード

リアルタイムの情報

Twitterに情報が集まるスピードは他のメディア、ツールと比べても圧倒的に早いです。

テレビやニュースサイトも早いのですが取材したことを記者が文章にする時間、校正する時間、体裁を整えてメディアにアップする作業が必要なので多少タイムラグが発生します。

個人のツイートにはその遅れがありません。

限られた人しか体験できなかった情報

メディアであれば、何かが起きた時にそこにたまたま記者が居合わせないと生の情報、一次情報は得ることができませんが、Twitterは実質的に記者が世界中のあらゆる場所にいる状態を作り出しています。

Twitter社の報告によるとアクティブユーザーの数は全世界で3億2600万、日本で4500万超(2018年10月時点)で、そのユーザー全てが記者であり、発信者になる可能性があるからです。

どんなに大きなメディアでもそこまでの数の記者を抱えているところはないでしょう。

しがらみのない個人の意見

組織としてのメディアでは発信できないような内容や意見も個人であれば忖度なく発言することができます。

Twitterはそういった、個人のモノの見方、考え方を知るツールとしても優秀です。

小さな情報、キーワード

企業がリリースを出すほどの情報でもない、誰かが記事にするほどの内容でもないけれど、新しいことを発見したというような小粒な情報やキーワードはあまりWebサイトには出てきません。

そういった情報を拾うのに便利です。

具体的に役立つシーン

具体的にいうと下記のようなシーンで力を発揮してくれます。

  • 電車が止まっているので、各駅やダイヤにどういう影響が出ているか知りたい
  • 災害時、事件発生時に最新情報を見たい
  • 携帯がつながらない、チャットアプリが使えなくなっている、Webサイトがダウンしている等の障害が起きている時にどういう状況なのか、他の人にも同じことが起きているのかなどを確認したい
  • 関心のある出来事が起きたので、各個人がそれに対してどういう意見や感想を持ったか確認したい
  • 特定分野に関連する新しいキーワードを常にウォッチしておきたい

使い方、用途を間違えると逆に危険

Twitterではタイムラインにとめどなく大量の情報が流れてきます。その情報をながめているだけでけっこう時間を食われます。

気晴らしや休憩を目的として、時間を決めて見るのであれば問題ないのですが、習慣的に見るようになると情報収集の効率はむしろ下がってしまいます。

また、嘘の情報、歪んだ情報、正確ではない情報が混ざっていることも頭に入れておかないといけません。全ての個人が情報が正しいかどうかをしっかり確認してツイートしているわけではないからです。

ツイートを鵜呑みにせず、本当かどうかは自分で調べる、もしくは自分の頭で考えるというルールを作っておいたほうがいいでしょう。

取り入れるべき情報の取捨選択が重要です。

インストール、アカウント作成

前置きが長くなりましたが、ここから使い方の解説をしていきます。

インストール方法の説明も長いので、適当にやれる方や既にインストール済みの方は飛ばしてください。

まずはアカウントの作成方法とインストール方法からです。 TwitterはPCでもスマホでも使えるので、PCとスマホに分けて説明します。

スマホ(Android)の場合

下記からアプリをインストールします。

Google Play で手に入れよう

インストールできたらアプリを起動します。

「アカウントを作成」をタップします。

まず名前を入力します。後から変更することも可能なので適当に決めて大丈夫です。

次にメールアドレスか電話番号を入力します。入力しようとしてタップすると最初は電話番号を入力するモードになっているので、電話番号を入力したくない場合はかわりに「メールアドレスを登録する」をタップします。

メールアドレスを入力して次へをタップします。

入力した名前とメールアドレスを確認する画面が出てくるので、OKであれば登録するをタップします

登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるのでメールを確認します。

メールに書かれてある認証をコードを入力して次へをタップします。

認証コードが合っていればパスワードを入力する画面に変わるのでパスワードを設定します。自由に決めてOKです。

プロフィール画像を設定する画面になりますが、情報収集には不要なので今はしない で飛ばします。後から設定可能です。

自己紹介文を入力する画面になるのですが、こちらも今はしないをタップして飛ばします。後から設定可能です。

スマホに登録されている連絡先を同期する画面になりますが、こちらも今はしないで飛ばします。後から設定可能です。

興味のあるトピックを選ぶ画面になりますが、今はしないで飛ばします。

おすすめアカウントが出てきますが、誰もフォローせずに次へをタップします。

後ほど説明しますが情報収集を目的にする場合はフォローよりもリストでアカウントを管理したほうがいいからです。

フォローは一切しません。

iPhone

iPhoneでの設定方法を解説しているサイトは多いので、検索するか下記のサイトを参照してください。

PCの場合

下記URLにアクセスします。
https://twitter.com/

アカウント作成をクリックします。

名前を入力します。後から変更することも可能なので適当に決めて大丈夫です。

次にメールアドレスか電話番号を入力するのですが、最初は電話番号を入力するモードになっているので、電話番号を入力したくない方はメールアドレスを登録するをクリックします。

メールアドレスを入力して次へをクリックします。

入力した名前とメールアドレスを確認する画面が出てくるので、OKであれば登録するをクリックします

先ほど登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるのでメールを確認します。

メールに書かれてある認証をコードを入力して次へをタップします。

認証コードが合っていればパスワードを入力する画面に変わるのでパスワードを設定します。自由に決めてOKです。

プロフィール画像を設定する画面になりますが、情報収集には不要なので今はしないで飛ばします。後から設定可能です。

自己紹介文を入力する画面になるのですが、こちらも今はしないをクリックして飛ばします。後から設定可能です。

スマホに登録されている連絡先を同期する画面になりますが、こちらも今はしないで飛ばします。後から設定可能です。

興味のあるトピックを選ぶ画面になりますが、今はしないで飛ばします。

おすすめアカウントが出てきますが、誰もフォローせずに「次へ」をクリックします。

スマホのインストール方法のところでも書きましたが、情報収集目的で使う場合、フォローは一切しません。

設定

繰り返しになりますが情報収集に特化した設定になります。コミュニケーションツールとして使う場合にはベストの設定ではないかと思います。

言語の変更

PCの場合

PC版のTwitterは初期の状態で表示が全て英語になっている場合があるので、まずその状態を直します。

下記の方法で日本語に変更します。

右上のアイコンをクリックしてSettings and privacyをクリック。

Languageの部分を日本語に変更。

最後に下にほうにスクロールしてSave changesとクリックするのを忘れないように。これを忘れると変更が反映されません。

スマホの場合

何もしなくても日本語表示になるはずなので大丈夫です。

ツイートの表示順の変更

初期設定だとTwitter側が判断した重要なツイートが上にくるようになっていますが、最新情報を追いかけたり、ツイートを時系列で追っていくには不便なので新しい順にならぶように変更します。

Twitterで重要なのはリアルタイム性です。正確性の高い情報や重要な人物の発信を見たいのであれば最初からメディアや公式サイトを見たほうが効率的です。

変更方法は下記の通りです。

PCの場合

右上のアカウントアイコンをクリックしたあと、設定とプライバシーをクリック

重要な新着ツイートをトップに表示というところのチェックを外す

スマホの場合

右上のキラキラアイコンをタップ

最新のツイートの表示に切り替えをタップする

以上です。同じ操作で元の設定に戻すことが可能です。

使い方

検索で使う

ツイッターの本来の使い方とは違うかもしれませんが、なるべく必要な時だけ検索して使うのがベストです。

ツイートはおもしろいものも多いので、流し読みしていると気づいたらかなり時間がたってしまっていたということがよくあります。

それを避けるために検索をメインにします。

例えば

  • 自分の興味があるキーワードで単純に検索する
  • 電車が動いていない時に路線名で検索する
  • 事件が発生して時に地名で検索する
  • イベントの情報を集めたい時にイベント名で検索する

などです。

検索方法は下記の通りです。

PCの場合

画面右上にある検索窓に検索したいキーワードを入力して、エンターキーを押すか、虫眼鏡アイコンをクリックします。

話題になっているツイートが検索結果として表示されます。全てのツイートを表示するにはメニューにあるすべてのツイートをクリックします。

ツイートが新しい順に表示される設定をしていれば、検索したキーワードを含む最新のツイートが上部に表示されます

スマートフォンの場合

下部にある虫眼鏡アイコンをタップします。

上部に検索窓が表示されるので検索したいキーワードを入力します。

入力しただけで、キーワードに関連する検索結果が表示されます。

そのまま確定キーをタップすると話題になっているツイートが検索結果として表示されます。最新のツイートを表示するにはメニューにある最新をタップします。

検索したキーワードを含む最新のツイートが上部に表示されます。

ツイートの保存、ブックマーク

いくつか方法がありますがブックマークを使うのがおすすめです。

ただし、ブックマークはスマホでしか使えません。方法は下記の通りです。

各ツイートの下に並んでいるアイコンの一番右にあるものをタップします。

ブックマークに追加をタップすると、「ツイートがブックマークに追加されました」というメッセージが出て保存完了です。

ブックマークしたツイートを見るには左上のアイコンをタップします。

ブックマークをタップします。

ブックマークしたツイートの一覧が表示されます。

「いいね」を使えば手軽にツイートを保存できますが、デメリットもあります。

  • いいねをつけたツイートがプロフィール欄で公開される
  • フォロワーのタイムラインにも表示される の2つです。

ただ保存したいだけであればブックマークを使ったほうがいいです。

PCの場合

「いいね」を使うしかありません。

保存したいツイートの下部にあるハートのアイコンをクリックすればOKです。 【画像】

いいねしたツイートを確認するには左上にある自分のアカウント名をクリックします。

続いて、いいねと書かれてあるところをクリックすると、いいねしたツイートの一覧が表示されます。

画像の保存方法

Twitterではグラフや写真などの画像も投稿できます。

情報収集のためにその画像を保存したいということがあります。

下記の方法で保存可能です。

PCの場合

画像を右クリックして保存します。

SPの場合

保存したい画像をタップします。

画像が拡大表示されるので右上にあるアイコンをタップします。

保存をタップするとスマホにダウンロードして保存できます。

アカウントをフォローする ※おすすめしない方法

検索で使うのをメインにするのがおすすめですが、自分の興味のある分野の情報や特定の人のツイートを常に確認しておきたいという場合もあります。

その場合はアカウントをフォローします。フォローすると下記のように自分のホーム画面にフォローしているアカウントのツイートが表示されるようになります。

スマホの場合

フォローの方法は簡単です。検索して出てきたツイートの右肩にあるフォローするボタンを押すだけです。

気に入ったツイートを発信しているあかうんとをフォローしたい場合はツイートの右上にあるアイコンをタップします。

ツイートに対するアクションの選択肢が出てくるので○○さんをフォローをタップします。ブロックやミュートもここから設定できます。

解除の方法は下記の通りです。

解除したいツイートの右上のアイコンをタップ。

PCの場合

検索して出てきたアカウントをフォローする場合はフォローするをクリックするだけ。

気に入ったツイートをしているアカウントをフォローするには、まずツイートのアカウント名のところにマウスを持っていくとアカウントの説明とともにフォローするボタンが表示されるのでそれをクリックする。

今回は情報収集目的で使うことを想定しているので、上記の方法ではフォローせずにリストで管理する方法をとります。

リスト機能を使いこなす

単純にアカウントをフォローすると、フォローしたアカウントのツイートが全てホーム画面になだれ込んできます。

大量にアカウントをフォローすると本当になだれ込んでくるという感じになります。

趣味の情報も仕事の情報も知人のツイートも全てごちゃまぜになります。

その状態だと目当ての情報に目を通すのが難しくなるのでフォローは一切しません。そのかわり、リスト機能を使います。

リスト機能を使うと下記のような状態を作ることができます。

例えば、趣味の情報でもキャンプ関連の情報とサーフィン関連の情報を分けて管理することができます。

リスト機能を使うには自分用のカテゴリーを作る必要があります。まず 左上のアカウントアイコンをタップします。

リストをタップします。

右下にある青いアイコンをタップします。

リストの作成画面が開くので、リストの名前と説明を入力します。非公開にチェックを入れるのも忘れないようにしましょう。

このようにリストが作成されます。

フォローしたいアカウントをリストに登録する方法

アカウントの右上にあるメニューアイコンをタップします。

リストに追加をタップします。

どのリストに登録するかを選ぶ画面になるので、登録したいリストをタップします。

リストのチェック方法

リストを見るには左上のアカウントアイコンをタップします。

リストをタップします。

見たいリストをタップします。

下記のように表示されます。

フォローするアカウントの選定

リストで管理するアカウントはできる限り厳選します。大量に登録してもどうせ全部見れないからです。

とはいえ、フォローする時点で厳選するのはなかなか難しいので、フォローしたアカウントのツイートをしばらく見ていて、不要だと思ったらどんどん断捨離していくという感じでいいと思います。

自分は下記のような考え方でフォローするアカウントを決めています。

メディアのアカウントについて

公式のアカウントを持ってツイートしているメディアも多い そのアカウントをフォローしておくとメディアの新着記事や、最新情報を確認することができるが、基本的には必要ないと考えている。

Twitterを使って集めるべき情報はメディアからの情報ではないからです。

メディアの新着情報などを一元管理したいのであればfeedlyなど他のツールを使うほうが効率的です。 とはいえ、暇な時にTwitterとニュースのヘッドラインにざっくり目を通せるのは便利なのでとりあえず自分は下記だけ登録しています。

  • 日経電子版
  • ブルームバーグ

2つを選んだのは政治、経済、ビジネス、世界情勢などの情報がバランスよく、ほどほどの頻度で入ってくるからです。

記事が厳選されていて質が高いという点も魅力です。

IT系、ガジェット系であればitmedia、ギズモード、cnetあたりをフォローしてもいいですが、IT系の情報を集めたいならモヒカンslackなどより効率の良い方法があります

著名人、知識人のアカウントについて

著名人の情報量はすごいです。キャッチアップが早いし、質も高い場合が多いです。 ものの見方や考え方も独特で、参考になります。

ただ、一次情報ではない場合が多いですし、見すぎると思考停止になるリスクもあります。

ほどほどにというか、そういうデメリットがあることを意識しつつ使える人だけが使うのがおすすめです。

まとめとして

情報の処理方法としては一次情報に触れて、自分の頭でかんがえるほうが遠回りのように見えて実は近道です。

その上でアカウントをフォローしたいということであれば、下記の記事におすすめのアカウントがまとまっているので参考になります。

Tweetdeckアプリの活用

リスト機能とセットで使う強力なのがTweetDeckというアプリです。

さまざまなTwitterを見るためのアプリが作られていますが、Tweetdeckはユーザーストリーム機能がついている数少ないアプリの1つです。

ユーザーストリーム機能とは自動的に情報が更新されていく機能、ざっくり言うと新しいツイートがどんどん表示される機能のことです。

その機能がないとTwitterの情報の早さがいかせないので、Twitterを見るアプリを選ぶ時はユーザーストリーム機能があるものを選ぶようにしたほうがいいです。

tweetdeckはPCのみで使えるWebアプリになります。

使い方は下記の記事が参考になります。

Twitterでの情報収集を加速させる便利ツール|TweetDeck

まとめ

Twitterをコミュニケーションツールではなく、情報収集ツールとして使う方法をまとめました。

まだ他にも便利な機能があるので、自分なりの使い方を探ってみてください。