ひたすらサラリーマンとして給料をあてにするだけではなくて、不労所得に希望を見出すためにあらためて資産運用を検討することにしました。

まずは口座を開設しようと思い、証券会社の比較検討を始めたところで、そういえば学生の時に(10年以上前)ある証券会社で個別株の取引をしていたことを思い出しました。

これは、その完全に放置されていた証券口座を復活させるまでの顛末をまとめた話です。

いくつか個別株を売買していた口座の資産状況が10年寝かした結果どうなっていたのかも最後にまとめています。それだけ知りたいという方は最後まで飛ばしてください。

口座の思い出

たしか、大学2、3年生の頃に経済や財務の勉強のためと言って、親父にたのみこんで50万円を借り、それを元手に個別株の取引をはじめようとしたのが口座開設のきっかけです。

うちはそんなに裕福じゃなかったので、今思うとその金額を捻出するのはけっこう大変だったはず。

最初は四季報を読んで企業分析なんかをやって、じっくり銘柄を検討していたのですが、大学生で暇だったので、徐々に板にはりつくようになってしまい、デイトレードスタイルに変化していきました。

今思うとそんなんで勝てるはずがないのに、そのときはボロ株で1円分を上昇を取って一喜一憂してたのを覚えています。サハダイヤモンドとかイチヤとか。

どんな取引をしてたのか、あまり具体的には覚えていないのですが、保有していたダイワボウなんとかの株が鳥インフルエンザの流行が理由で急騰したのは記憶に残っています。確かマスクを作っていた会社だったはず。

強烈に覚えているのはライブドアショックを経験したこと、学生ながらに地獄を見てる人がいるんだろうなと思いながら板を見ていました。

今は金融に関係のある仕事に就いているので、きっとこのときの経験は無駄ではなかったはずです。親父に感謝です。

ちなみに最終的になんの銘柄を持っていたか、どういう状態で放置したかは全然覚えていませんでした。

口座復活までの道のり つまづき編

口座があったことを思い出したのはいいものの、困ったのはID、パスワードがわからないこと。メモや記録も残っていません。

口座を放置してから10年以上の時が流れています。その間、就職、結婚といろいろあり、すでに社会人歴は10年を超えています…。覚えていなくても仕方ないです。

1Passwordみたいな便利なものもない時代です。

証券会社のHPを見直すとID、パスワードがわからない方は電話番号にショートメールを送れると書いてありましたが、電話番号は少なくとも3回は変わっており、当時の電話番号の記録もどこにも残っていません。

口座を開設したときに証券会社から送られてきた書類を探すも、全然見つかりません。半分遊び、半分勉強くらいのノリだったので書類関係もちゃんと管理していませんでした。

当時使っていた外付けHDDがまだ動いたのでなにかヒントがないかファイルをあさったのでが、出てくるのは黒歴史ばかり。日記とかやばすぎる…。

当時書いた、プログラミングコードとかも出てきたのですが、内容がひどい…。Wordファイルも大量にできましたが文章も拙いなんてもんじゃない。デジタル世代はこうやって全てが残り続けるのだと実感しました。

口座復活までの道のり 絶望編

次に思いついたのが、当時使っていたHotmailとYahoo Mailを見てみるということ。初回登録時に証券会社からIDがメールが送られてきてるかもしれません。

しかし、どちらもパスワードが思い出せない上に、Hotmailはもう存在すらしていません。Outlook.comというサービスに変わっていました。(1度目の絶望)

時代の移り変わりを感じます。

まずYahoo Mailのパスワードリセットの手続きをしようとしましたが、登録しているアドレスがどうやらHotmailのアドレスのようです…。堂々巡りじゃねえか…。(2度目の絶望)

とりあえず試しにOutlook.comでHotmailのメールアドレス(〇〇@hotmail.com)を打ってみることにしました。

エラーが出なかったのでどうやらメールアドレスは生きてるようです。パスワードは心当たりのものをいくつか打ってみましたがやはり通りません。

色々操作しているうちにこのHotmailを取得した時にGmailを登録してたということがわかりました。 パスワードを忘れた人はそのメールにパスワード再設定用のメールが送れるとのこと。そのGmailだったらまだ使っています。

無事パスワードを再設定し、Hotmailが復活しましたが…、過去のメールは全て消えていました…。(3度目の絶望)

どうやら、長期間メールを使ってないとアカウントが休眠状態になり、メールがすべて削除される仕様になっているようです。

万策尽きました…。

口座復活までの道のり 希望編

ここまで何もわからないとさすがにどうにもならないだろうと思いつつ、ダメ元でカスタマーサービスセンターに電話してみることにしました。

ID、パスがわからず、当時使ってた電話番号もわからないことを伝えたところ、それ以外の情報から本人を特定するための質問が始まりました。

氏名は?これは答えられます。

生年月日は?もちろん大丈夫です。

当時の電話番号は?覚えていません。変わっているのは間違いないけど…。

登録時のメールアドレスは?あてずっぽうでいくつか答えましたが質問は続きます。「質問を変えます」と言われるのがなんか怖かった…。

当時の住所は?調べないとわかりません。なにせ3回も引っ越しています。県と市とその次のレベルまでは答えられましたが、番地までは覚えていませんでした。

当時の勤務先は?大学生だったので大学名を答えました。

この段階で急に「本人確認が取れました」ということになりました。

本人確認が取れたので、パスワード再設定のためのメールを送りたいが、証券会社側ではHotmailが無効になっていると認識されているとのことでした。(あてずっぽうでいくつか言ったメールアドレスのうち1つが合っていたようです。)

おそらくHotmailが凍結されていたので、証券会社からのメールが返送されて、無効なメールアドレスだと認識されたのだろうと思います。

それを解除してもらうのにまたしばらく電話口で待ちます…。(怪しい電話だと思われてるんだろうな…。)数分待つと、「今日の18時以降に解除されるので、そこでパスワードを再設定してほしい」と言われました。

18時になり、無事パスワードを再設定することができました。(コールセンターの方お手数をおかけしました…。)

口座の状況

さて資産状況はどうなっているのか!!

口座の中身

保有株

  • 宝印刷(7921)
  • 株数 10株
  • 時価評価額 17970円

現金

  • 870円

以上です。

え…。これだけ…?

そんなに大負けしたという記憶はなかったので、さすがにこれはおかしいと思い、不審な取引がないか入出金記録を確認してみることにしました。

やはり現金がちょいちょい引き出されていました。3ヶ月に1回、5万円くらいずつ。

ここで記憶が徐々に蘇ってきます。

飲み会やら、彼女とのデートやら大学生活をエンジョイしててお金が足りなくなってこの口座から補填していた記憶がうっすらある…。

引き出していた犯人は自分でした。

まとめ

結果的に520,000万円を入金して、出金したものも含め最終的な結果は607,820円ということに。やはり損はしていませんでした。

以上、パスワード管理はちゃんとしましょうという話でした。パスワード管理には1Passwordがおすすめです。

今後はこの口座を使って「楽天VTI」に積立投資をしていく予定です。結果はTwitter(@minihack55)で報告していきます。